フランク ミュラー ウォッチランドのお客様を対象に8月1日(土)、2日(日)、7日(土)、8日(日)の4日間、
「親子で参加する フランク ミュラー なつやすみ機械式時計教室2015」が東京銀座にあるウォッチランド テクニカルサービスセンターで開催されました。
昨年に引き続き、今年も「親子で参加する フランク ミュラー なつやすみ機械式時計教室2015」が開催されました。
緊張した面持ちで当日を迎えた参加者の皆様の表情は真剣そのものです。
御両親と一緒に用意された白衣に着替えて頂き、準備完了です。
フランク ミュラー ウォッチランド東京店 店長からのあいさつの後、先生役となる時計技術者から今回の時計教室の説明が始まります。挨拶の間も、子供たちは一生懸命に説明に聞き入ります。
スイスのウォッチランド工房とそっくりに作られた工房に案内された子供たちは、驚きと不安に満ちた表情でいっぱい。見慣れないキズミ(技術者用ルーペ)に戸惑いながらも、白衣を着てキズミをつけた子供たちの様子はさながら「ちびっこ技術者」といった感じでした。
今回の時計教室では前回参加者を対象とした特別なプランを新規にご用意させて頂きました。作業内容は実際にフランク ミュラーの時計を修理するという非常に難易度の高い内容です。難しい作業にも臆さず果敢に作業に取り掛かる子供たち。アンクル詰め石の調整や、歯車の振れ取りなど実際のメンテナンスでも行われる作業をキズミを使用しながら進めていきます。作業しているその後ろ姿はどこか頼もしさも感じさせるものでした。そして、先生たちの予想を上回る速さで、見事に高度な作業をしっかりと完了してくれました。
フランク ミュラーの複雑機構が組み込まれた、実際の時計を使用し、時計のムーブメントをピンセットとドライバーを使用して親子で協力しながら作業を進めていきます。プロの技術者でも手こずる作業を、真剣な表情で取り組む子供たち、作業の間、子供たちの目は本当にキラキラと輝いていました。
キズミを使用し、極小のムーブメントを作成していく様子はまるで本物の技術者のようでした。 非常に細かい難しい作業ながらも、全員無事に作成完了です。
自分たちで組み立てた時計の最後の仕上げの作業です。
まず、キズミを使用し、ダイアルの針付けを行います。非常に小さなパーツを慎重に、慎重に取り付けていきます。そして、時計の機構をいよいよケースに組み込みます。子供たちは長時間にわたる作業を集中力を維持したまま見事にやりとげました。
命の吹き込まれた時計を手にし、満面の笑みで記念撮影です。
複雑なムーブメントを作り上げたその表情は自信と安堵に満ちた頼もしい表情でした。
時計を完成させた子供たちの表情はみんな、どこか誇らしげです。
来年もまた参加したい!というお言葉を頂きながら、親子教室は授与式に移ります。
丸一日かかる作業を集中してやり遂げた子供たちに、修了証が授与されました。
子供たちの忘れられない、夏休みの大きな思い出の1つになったのではないでしょうか。
最後に、ご参加いただきました皆様にはスタッフ一同、深く感謝申し上げます