「親子で参加する フランク・ミュラー夏休み機械式時計教室」
  フランク・ミュラー ウォッチランド東京/大阪/福岡のお客様を対象に
  7月27日(土)、28日(日)、8月3日(土)、4日(日)の4日間、
  「親子で参加する フランク・ミュラー夏休み機械式時計教室」が
  東京銀座にあるウォッチランド・テクニカルサービスセンターで初めて開催されました。
 

 やや硬い表情を残しながら参加した子供たちは、 お父さんお母さんと一緒に用意され
た白衣に着替え準備に入ります。
 進行役のスタッフに名前を呼ばれ元気な返事が聞こえてくると時計教室の始まりです。
 先生役となる時計技術者を先導にスイス ウォッチランドの工房と そっくりに作られた
銀座の工房が紹介されていきます。
 初めてキズミ(技術者用ルーペ)を使い、極小の時計部品を見たり、専用の顕微鏡を
のぞき込むとそこには生き物のように鼓動するムーブメントの世界が広がります。
 子供さながらにお父さんお母さんも童心にもどり、始めてみる世界に興奮を隠しきれな
いようです。


 小学生低学年クラスでは、「時計の組み立てキット」を使用して時計の仕組みを勉強
しながら、組み立て作業を行っていきます。1番車、2番車と徐々に組上がっていく時計
キット。
 ゼンマイからの動力を調速運動に変換するアンクルと振り子を取り付けると時計が時を
刻み始めます。
 最後にはビザン数字のシールとロゴマークを貼るとオリジナルの フランク・ミュラー
と子供たちの笑顔が完成です。


  中学生・小学生高学年のクラスではフランク・ミュラーの本物のムーブメントを
ピンセットとドライバーを使用して親子で作業を進めます。
 極小のネジに苦戦しながらも徐々に組み上げられ、テンプを取り付けた瞬間に
命を得て動き出すムーブメント。
 子供たちの硬かった表情もいつの間にか無くなり、真剣な眼差しで作業に集中して
います。針を取り付け、最後には自分で組み上げたムーブメントをケースに収めて完
成です。
 工房の中では、親子で一緒に作り上げた時計を目の前に歓喜の声があがっていました。


 子供中心の組み立て作業に、「もっと自分もやりたかった」というお父さんの声
もありましたが4時間近い講習を集中して頑張った子供たちには、修了書が授与され
「親子で参加する フランク・ミュラー機械式時計教室」の終了です。

 ご参加いただきました皆様にはスタッフ一同、深く感謝申し上げます。